根管治療
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しっかりとした基礎の治療(根管治療)を

虫歯が神経まで達すると、根管治療が必要になります。
神経を除去し神経が通っていた歯根の中を洗浄・消毒して土台を入れ、再び自分の歯を使えるようにする治療、これが根管治療です。
根管治療の注意すべき実情
根管治療には高度な治療技術が求められます。根管の内部は肉眼で見ることができないため、豊富な知識と経験にもとづいた高度な技術が必要になります。 治療技術が低いと、根の先まで完全に洗浄・消毒ができず、さらに、洗浄・消毒後もきちんとした充填・密封ができていないと、 充填剤と歯のわずかなすき間に細菌が入り込み、根尖病変の再発の原因になってしまうのです。そうなると、再治療の可能性も否定できません。 当院では、高度な技術を持った医師が治療にあたりますので、再発・再治療のケースはほとんどありません。 また、根管治療に入るにあたり、ご納得いただけるまで不安なことはご説明しますので、安心してお任せください。
研究によると、はじめて手をつける根管治療の成功率は90%程。再治療となると40~60%程と言われています。 しかしこれは海外のデータで、日本の保険治療では30~50%程と言われています。 この原因には、海外では標準的にやられていることが日本の保険治療では様々な制限で行えないことがあると言われています。 治療の基礎となるとても大事な治療ですので、当院では海外様治療法をとり入れております。また、可能であれば神経を残す処置を提案することもあります。
根管治療の流れ
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治療前
大きな膿の袋が根の全体にあります。
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根管の長さを測定する
根管内を徹底的に洗浄。その後、根管内部の長さを測定します。
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薬剤を詰める
キレイになった根管内部に薬剤を詰めて消毒を行います。
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土台を入れてクラウンを被せる
消毒後、さらに薬剤を詰めて密封。土台を入れ、クラウンを被せます。治療前の大きな膿の袋もなくなりました。