歯周病

PERIODONTITIS

歯周病とは

歯周病の原因は、プラークに棲む歯周病菌。プラークとは細菌の塊、細菌の出す毒素や酵素が歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯と歯ぐきの間「歯周ポケット」が深くなり、さらには歯周組織に炎症を起こし歯を支える骨まで溶かしてしまいます。これが歯周病です。

歯周病は初期での自覚症状が少ないため、症状に気付いた時には既に病状が悪化していることがほとんど。進行すると顎の骨が溶け、最後には歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。以下で歯周病の進行とそれに伴う症状をご紹介していますので、チェックしてみてください。-->

歯周病は命に係わる問題です

歯周病にひそむ危険性

● 口腔内が傷つけられることにより、口腔内細菌が心臓血管系を介して全身に拡散する危険性が生じる。

● 歯周病の原因である細菌が体に影響を与え、全身の健康に影響を及ぼす。

● Ⅱ型糖尿病、心臓血管病、脳卒中、および妊娠合併症のリスクを増大させる。

歯周病の検査と治療について

歯周病の検査

ポケット検査

プローブという器具を使って歯周ポケットの深さを測る検査で、歯周病検査の中でもっとも一般的な方法です。歯1本につき、歯の周りを6箇所ほど検査し記録します。

歯の揺度検査

歯周病が進行すると歯を支えている顎の骨が溶けてしまうため、歯がぐらついてきます。歯の動揺度検査ではピンセットで歯を動かし、歯のぐらつき具合を測定し記録します。

レントゲン検査

歯周病が進行すると歯を支えている顎の骨が溶けてしまいます。レントゲン撮影では骨の吸収度が測定できるため、それによって歯周病の進行レベルを明らかにします。

歯周病の治療

歯周病の基本治療はプラークを除去する徹底したブラッシングにつきます。これなくしては次のステップには進めません。正しいブラッシングを習慣付けられれば歯周病はかならず治癒の方向へ向かいます。

軽度な歯周病の場合

超音波スケーラーやハンドスケーラーなどの特殊な器具を使い、歯周病菌の棲みかとなる歯石を除去します。その後、ざらついた歯面に磨きをかけなめらかツルツルにし、 細菌や汚れの再付着を防止します。施術後は歯と歯の間にすき間ができたり、歯が長くなったように感じたりしますが、それが本来の状態ですので心配はいりません。

中等度~重度の歯周病の場合

スケーリングなどの非外科処置では改善されない中等度~重度の歯周病治療では、フラップ手術という外科処置や歯周再生治療を行います。 フラップ手術は歯周ポケットが深く、炎症がかなり進行している時に行う手術です。歯ぐきを切開して歯石や歯周病に感染した歯肉を除去し、必要であれば歯周組織再生剤を置きます。

症例紹介

ここでは当院で歯周病治療をされた方の症例をご紹介します。
歯を支える土台づくりをしっかり行うことによって、自分の歯を長期的に安定させることができます。 予防プログラムで手に入れた習慣を維持出来れば、長期にわたり歯ぐきの健康を保つことが出来ます。

40代 男性

  • 術後3年経過


歯周病


68才 女性

  • 下の前歯は重度の歯周病です。
    プラーク(歯垢)、歯石もたくさん沈着しています。

  • 治療開始から1週間ハブラシ治療だけで
    歯肉の炎症はかなりなくなってきました。

  • 歯周病の初期治療終了
    下の前歯の歯周病は治癒しました。

  • 入れ歯も入り、全ての治療が終わりました。

  • 2017/1/10

  • 2020/10/24