歯科ドック

INSPECTION

今、歯科業界では“予防”に重点が置かれています

これまで患者さんが歯科医院を利用する目的は、治療により虫歯や歯周病になって痛めた歯や口腔内の機能を回復することでした。
しかし最近の歯科では、治療する以前に予防に取り組もうという考えが広まり、予防型の歯科医療を提供する医院が多くなってきています。 その流れをくみ、当院では「歯科ドック」を推奨しています。

歯科ドックとは?

患者さんの口腔内の現状をしっかりと把握するために各種診査を行い、カウンセリングにより生涯できる限り自分の歯を残すための予防プランを立案するという一連の流れのことです。 医師の指導のもと、患者さんのご要望を考慮して以後必要な処置を検討します。

当院がご提供する歯科ドックは、当院が一方的に行うものではありません。患者さんにご納得していただいたうえで積極的に参加していただきすすめていくものです。 カウンセリングを大切にしてしっかり説明を行い、ご相談にも時間をかけてきちんと対応します。将来も安定した口腔内を目指すなら、歯科ドックをご検討してみてはいかがでしょうか?

歯科ドックの重要性

疾患の原因を突き止めることはもちろん、重要なのは患者様のお口に対する興味や問題に対する理解度を高めることそして正しい情報を得ることにあります。 歯科は専門的な知識を有するため、歯科医師・歯科衛生士の説明が一方的になってしまいがちです。つまり、歯科医師が考える理想を患者様に押し付ける形になってしまうことが往々としてあります。 「言われるがまま」に治療をすることで、後々不満が溜まってしまったり、本当は素晴らしい治療計画なのにも関わらず、患者様の理解度とのギャップが浮き彫りになります。
歯科ドックでは患者様との時間を十分にとり、ご自身の口腔内をご自身でしっかりと理解することができます。 そして、歯科医師が考える治療の理想と患者様の理想をすり合わせ、時間や費用を鑑みながらお話をすることで、結果的に今できるベストな治療を導き出すことが可能になります。 精密な検査とコミュニケーション、そして患者様のモチベーションが高まる重要な行為が歯科ドックとなります。

60分のカウンセリングで心ゆくまで相談

歯科ドックでは、検査をして問題がなければそれで終わり、ということはありません。 得られた結果を元に、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士がチームになって分析をし、今後の治療またはメンテナンスのプランを立てます。 後日、担当の歯科医師から分析結果のご説明と、これからのお口の健康管理についてゆっくり時間を取ってお話しいたします。

大きなモニターを使って、普段は見られない歯の裏側や奥歯の周りの写真、レントゲンの情報まで詳しくご説明しますので、気になることや分からないことは何でもご相談ください。 カウンセリングに90分という長い時間をいただているのは、患者さんご自身に正しい知識を持っていただくことで、治療効果を高め、 生活習慣の改善や病気の予防を一緒に目指していくことが何よりも大切だと考えているからです。

定期検診との違い

通常の定期健診時にも、お口全体のチェックは行います。しかし、外からは見えない歯と歯の間のむし歯や、被せ物の中の状態、 部分的な歯周病の進行具合までは分からないことがあります。そのため、まずはじめに歯科ドックで詳細にチェックし、小さな異常も見落とさないようにすると安心です。 また、それぞれのお口の状態に合ったクリーニングや歯ブラシ指導を行うことで、治療やメンテナンスの効果を最大に引き出すことができます。

当院の歯科ドックの診査項目

1.問診

2.視診・触診

3.歯周ポケット検査(6点法)

4.パノラマX線撮影

5.デンタルX線撮影(10枚法)

6.口腔内写真(約20枚)

7.かみ合わせ診査(歯列模型の作成)

8.生活習慣問診票の記入など

歯科ドックの流れ

当院では歯科ドックにじっくりと時間をかけるため、診査とカウンセリングを2日に分けて行います。

1.診査(約40分)

診査内容

虫歯の有無のチェック

インレーやクラウンのチェック

舌、頬粘膜のチェック

顎関節の診査

歯周病の診査

レントゲン診査

・虫歯(歯間部、充填物下、根管充填)のチェック

・歯周病(骨吸収の程度、歯石の沈着度)のチェック

・咬合(歯根膜の拡大)のチェック

歯の模型の作製

・咬合平面の歪み、バランスのチェック

・歯ならびのチェック

2.カウンセリング(約60分)

後日、診査・診断の結果をくわしくご説明し、現状の問題点や解決法を一緒に考えていきます。
歯科ドックは口腔内の健康状態を把握でき、予防に役立つだけでなく、効率的な治療計画の立案にも役立ちます。